ホテルや旅館に泊まるない観光客を取り込むためにブームになっている民泊。ホテルや旅館でなくても宿泊ができるシステムです。自由な泊まり方を満喫できて、今までの宿泊にはない魅力がありました。

しかし、観光地としてもおなじみの北海道で問題が勃発しています。何事もうまくいくというわけではありません。民泊のあり方について考えてみる必要はあります。

外国人の観光客は地域住民にとっては悩みの種

北海道のある地域で、民泊をめぐる地域住民と中国人との対立が勃発してしまいました。この問題の原因が、ある会社が、外国人にどんどん民泊を進めている。そして、地域住民が不安を感じているということでした。とにかく中国人の富裕層が不動産を買いまくってしまうのです。

お金を持っているから何でもできるし、何でも買える。このような人たちが急に田舎の平穏な地域に住宅を買い占めに走ったのです。これで地域住民が不安を感じました。それもそうです。

一般的に地方というものが住んでいる人はみんな顔見知り。都会のように隣に誰が住んでいるのかさっぱりわからない、という場所ではないのです。そのため、人間関係も緊密で、閉鎖的な面もあります。その分慣れてしまえば気楽なものです。皆仲良くしてくれるのですから。

しかし、外国人となると話は変わってきます。しかも中国人の富裕層が採用にやってきたら何をするのか全くわからないところです。どんな商売をするのかわからないし、何者かもわからない。金に物を言わせて、土地や買い物を買いまくってしまったら、その地域の特徴も失われてしまうでしょう。

人類皆仲よしというわけにはいかない

いくら人の命は地球より重いとか人類皆仲よしにしようとか、キレイ事を言う人がいます。しかし、それはやはり絵に描いた餅。急に顔も見たこともない外国人がやってきてしまったやはり怖いものです。言葉も通じないし、日本人といくら顔が似てると言っていても性格は全く違います。

島国で育った日本人と、大陸の中国人では根本的にモノの考え方が違います。基本的に島国育った人種は、穏やかで性格も甘いですが、大陸で育った人たちはとても厳しいです。それは環境の厳しさゆえです。

下手をすると、他人のことなんか考えていたら自分の身が危ない。だから悪いことしても生き延びる。悪い意味で、これくらいの気の強さがあるのです。外国人観光客といっても、日本人とは根本的に考え方が違うのです。これは外国人差別という事ではありません。皆仲よしという簡単な話でもありません。

急激に進めた行政も悪い

このような問題が起こった時に最も責任の重いのは行政でしょう。お金に目がくらんで、民泊を一気に推進してしまったのです。お金に目がくらんでしまった役人たち。

金さえもかれば何でも良いと思ってしまっているのでしょう。しかし、地域の特徴を残すことが大事。一度壊れてしまった環境を元に戻す事はできません。民泊を導入する場合には、厳しい規制が重要だということを思い知ったことでしょう。

まだまだ、民泊は全面的に解禁というわけにはいかないでしょう。それはやはりその土地に住んでいる住民の意思が大切だからです。

外国人の観光客を取り込むのもいいかもしれませんが、それはやり場所を考えてやらなければいけないということです。一般的にホテルや旅館など商業地域で以外で民泊をするとか、あまりに不自然な場合は規制をかけたりしなければ、地域の混乱を招いてしまいます。規制緩和という言葉は聞こえがいいかもしれません。大きな問題も横たわっています。地域住民と株主の軋轢を経て、民泊の形も次第に形成されていくことでしょう。それまでには、今回の北海道のような、たくさんのトラブルを経なければなりません。

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