世の中、そんなにうまい話ばかりではありません。民泊だって立派な宿泊業です。うまくいかない人だっています。誰だって参入できるようになったからと甘く見ていると失敗します。民泊でうまくいかなくなってしまう理由をここで確認してみましょう。

立地が悪い

民泊がうまくいかない理由をユーザー側に立って考えてみましょう。どのような民泊に泊まりたいと思うかを考えましょう。その最も大事な要素は価格です。価格が安いところが選ばれる傾向があります。

民泊を利用する人は観光目的のことが多いです。そのため、宿泊費用が安く、最低限の設備があればOKという人も多いです。食事に関しては、自分で作る会食で済ませるのも珍しくありません。

価格競争で、一般の民泊オーナーは負けてしまいがちです。数百万円のまとまった金額を投資したのだから。取り返さなければいけないと思い、強気の価格を設定してしまうのです。客の立場に立ってみると、安いのだったらホテルに泊まったほうがいいのではないか。こんな感じに考えるでしょう。

立地が悪いのもあります

立地条件のいいところに人が集まるのは当然です。人が多いところではお金が儲かります。しかし、都市部で一軒家を持つことは不可能に近いです。金がかかりすぎます。

郊外では集客が悪く、お客さんが入ってくれないという問題があります。残念ながら立地が悪いのはどうしようもありません。観光目的で来ている人が多いのだから、不便な場所には泊まりたくないものです。

コンセプト

民泊を調べると個性的な部屋が好まれると言ってオーナーの趣味を全面的になった人がいます。利用する方からすると大して興味はありません。その家にずっといるわけではないのですから。

少し物珍しいかもしれませんが、最終的に扱いやすさが大事。コンセプトを重視してお金をたくさんかけても、そのコンセプトが気に入ってリピーターになってくれる人どれくらいいるでしょうか。最終的には、シンプルな部屋が一番という結論になってしまうでしょう。というわけで、見た目やコンセプトよりも実用性が重視されるということは覚えておきましょう。

客の管理について

宿泊をしていれば必ず何かのトラブルがあります。客が病気になったとか、事件を起こした、など、どんなトラブルがあるかわかりません。その時に必ず民泊のオーナーが出ていかなければいけないのです。建物を使ってもらって、あとはお気楽生活でいられることはありません。

代行業者を頼んだとしても、その代行業者だって24時間やってくれるわけではありません。最終的には自分が責任を取らなければいけないのです。客の健康管理やトラブルまで気を配らなければいけないのです。

24時間気を張り詰める民泊業が、大変なのはわかるでしょう。責任感が強くなければできないのですが、簡単に稼げるから参入しようと思っている人には大きなハードルとなってしまうでしょう。

周辺住民とのやりとり

民泊に泊まっているお客さんだって、旅行に来ているのです。気持ちが大きくなってしまうのは無理はありません。お酒を飲んで羽目を外したり、何かしらやらかすことでしょう。近隣住民はその場所に日頃から住んでいる人たちです。急にドンチャン騒ぎをする人がいたら嫌な思いをするでしょう。

初めのうちは許してくれるかもしれませんが、何度もトラブルが重なると間違いなくクレームが来ます。最終的には苦情だらけになってしまうかもしれません。それもすべて処理するしかないのです。精神的に追い詰まってしまうかもしれません。

もともと一般的な住宅街で民泊を行うことに無理があるのです。宿泊業は商業施設で行わなければ、無理があるのかもしれません。

民泊がうまくいかない理由を考えてみました。これから民泊に参入しようとする方、民泊について知りたいと思っている方も知っておいて損はないかもしれません。簡単にできると思っていたら大間違い。大きな投資が無駄になってしまうこともあります。十分な分析をしてから乗り出したいものですね。

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