さて、今まで農業体験型民泊ばかりについて話を進めてきましたが、それは理由があるのです。実は農業体験型民泊が一番安全なのです。

農業型民泊が一番安全な理由

自然体験型の民泊として、農業体験型以外に林業体験型、漁業体験型がありますが、いずれも農業体験型民泊と比べると、危険が伴います。
というのも、田舎で小さな化学会社を経営しながら、親から受け継いだ山林を管理していた知人が20年近く前に林業の作業の最中になくなっていたのです。

どのような事故か、詳しい話しは知りませんが、おそらく持ち山の木を伐採しているとき、倒れてきた木が頭に当たったのでしょう。

林業はこのような危険があります。

また知人や友達で漁業関係者はいませんが、昔、淡路島の洲本へ泳ぎに行ったときです。朝の夜明け前、旅館の廊下から海を見ていると、多くの漁船がともし火をかざして漁業をしていました。

それは大阪に住んでいる私には実に幻想的な光景に見えました。彼らは、昼間、われわれが泳いでいる海で、夜に漁業をしていたのです。

もちろん、漁業にまったく知識のない私には何の漁業かわかりませんが、夜に海に出て漁業をするなんてことは、私たち素人には無理だということは見ているだけで理解できました。

夜の漁業では、船から転落すると、死につながります。昼間の釣りでも海釣り(磯釣り、船釣り)は危険です。
まして夜ともなれば、その危険性は高くなることは容易に想像できます。土台、漁業体験などはわれわれ素人には不可能です。
素人は貸し船に乗り、船釣りを楽しむ、又は海岸で磯釣りを楽しむ程度にとどめるべきです。本職並みに漁業をするなんてことは考えないほうがよいのではないでしょうか。

このように考えると、農業体験型の民泊が一番安全だといった理由が理解されるでしょう。

つまり、農業体験型で民泊は専門家の指導を受ければ、専門家に近い成果が得られるのです。危険もなしに。
しかし、漁業体験型民泊や林業体験型民泊では、たとえ専門家の指導を受けることができても、危険はつきものです。そのうえ、われわれ素人が下手に漁業や林業などに現場に足を踏み入れると、専門家の仕事の邪魔をすることになります。もちろん、成果もほとんどないでしょう。

地方行事体験型の民泊

地方行事体験型の民泊といえば、これからの地方の夏祭り、お盆などです。そのような地方の行事に参加できる楽しみも民泊の魅力の一つです。そこでまず、全国的に有名な地方のお祭りなどについて考えて見ます。

全国的に有名なお祭りなどには、その時期、全国から多くの観光客が集まります。
ときには旅館やホテルなどが予約で宿泊できない場合もあります。

そのようなとき、頼りになるのは地元の民宿や一般民家です。祭りなどの季節、ホテルや旅館が観光客で一杯の場合、民宿も満員のことが多いです。

そのようなとき、見ず知らずの観光客が突然、泊めてくれと頼んでも、まず。無理です。そこで、前もって、前年あるいは毎年、利用する民宿を決めて、毎年お世話になるのです。
すると、無理な宿泊もできる場合があります。
この辺りりは民宿の便利さです。また地元のお祭りなど、行事の実行委員会に連絡するのです。そうすると、地元の民家で祭りのときだけ特別に泊めてもらえる場合もあります。

地方行事体験型民泊の秘訣

1 それは何よりも、その地方に友人を作っておくことです。そのチエに無意識に気がついたのは大学時代や卒業後、学生時代の友人を訪ねたときです。

今と違って、昔は若いときは金がないし、また地方の山に登る場合や地方を観光する場合、図々しくも友人宅に泊めてもらったものです。今から考えると本当に図々しい話ですが。

しかし、友人宅は息子の学友だというだけで、見ず知らずの大阪の人間を快く泊めてくれました。その付き合いは今でも続いています。
このような知り合いを地方に作っておくことこそが民泊を楽しめる秘訣ではないでしょうか。なにしろ、このような民泊は民宿に泊まるよりもくつろげるのです。

地方行事体験型民泊の秘訣

2 さて最近、地方によっては若者が都会に出る結果、地元の行事を継続する人材不足に悩むところもでてきました。

つまり、地元の伝統であるお祭りなどの継続が不可能に近い状態になっているところも多いのです。その多くは限界集落です。

限界集落とは、人口の減少が続く結果、消えようとしている村などです。

そのような限界集落では圧倒的に老人が多く、彼らに祭りを実行する体力などは乏しいのです。その限界集落にお邪魔するのです。

祭りのときだけでも、若い人間が増えれば、集落の人々は歓迎してくれるはずです。そこでお祭りなどの手伝いをするのです。実際、お祭りなどをはさんで、2週間ほど集落に滞在して田舎生活を満喫するという人も増えてきています。

このような限界集落に毎年、時期を決めて定期的に滞在すれば、その集落が第二の故郷になります。もちろん、地元の人にも喜ばれます。

また観光化されていない、素の田舎の生活を味わうことができます。
その上、宿泊費などは、ホテルや旅館はもちろん、民宿に泊まるよりも安くつきます。というのは、限界集落には、必ず空き家になっている家が数件あるからです。

お祭りのときだけでも、そのような家の戸ををあければ、空気が入るし、家も長持ちするというわけです。
このように定期的に空き家などを活用できれば、もちろん地元の人にも喜ばれます。

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